4太郎の写真帖

日常写真。時々もの作り。

薄茶色のクマさんを作りました。
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先日くろねこさんを作ったときには、
高価な布を買うことを躊躇しているように書いていたのですが、
結局“作りたい欲”に勝てず布を買ってしまったのです。

今回購入した布は毛足が7ミリの短毛カールモヘア。
ドイツ・シュタイフシュルテ社製で1/16で2200円でした。
購入したお店(Lintukotoさん)では生地以外の材料もお取り扱いがあったので
ドイツ製のグラスアイとTピンも一緒に購入しました。
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使用してみたところ、確かにガラス製の目は綺麗な気がしましたが
今回購入したものは小さな目だったので それほど大きな違いが無かったかもしれません。
ジョイントについてはプラスチックジョイントより使いやすかったです。
小さなクマを作るときは特に、プラスチックジョイントだと胴体の中で邪魔になるので
巻き上げるタイプのTピンの方が良いと感じました。
もっと普通の手芸屋さんでも取り扱ってくれるといいのですけど・・・。

肝心の生地の感触について。
これはもう本当に「買って良かった」と思えるものでした。
ゆるやかな癖毛で土台の布から少し立ち上がりがある分 ふっくらとしていて
手触りは滑らかすぎず微かにゴワッとしていて
動物に触れたときの感触を思わせてくれる、望み通りのものでした。
2色購入したうちのベージュ色の方を水通ししてみたら
さらに空気を含んだような厚みが増しました。
本体に使う予定だったセピア色は水通しする勇気が無かったですが
セピア色も水通ししていればもっとふっくらしていたかもしれないです。

手に包んだときの感触がもう愛しすぎて・・・
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前回のクロネコさんの時に、瞼について書いていました。
あのあと、布に切り目を入れて切り口を縫いかがった奥に
目を付けるという方法を試してみて一応うまく行きました。
ただ、それが可愛いかというと微妙で・・・。
なので今回は今まで通りの目の付け方で作りました。

これでようやく私の“作りたい欲”も満たされたか・・・ いや、どうだか。

住んでいる地域の公園管理が運営しているSNSで
菜の花が咲いている情報を得たので見に行ってみました。
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河原の一角に植えられていて それほど広大な面積というわけではなかったですが
花の密度があって綺麗でした。
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今日もF値を試行錯誤。
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“いつまでも暑さが残る秋”があって 今度はまた“いつまでも寒さが起こる春”だなと
感じていましたが、それでも目に映る景色は「春」です。
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このところ家の中での趣味に時間を費やすことが多くて
良くも悪くも 考え事が多い毎日でした。
今日のように結構な距離を自転車で走って 景色を眺めたり
写真を撮ったりしていると あっけらかんとした自分が戻ってくる感じがして
「そろそろこういうのが必要だったんだな」と思いました。
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出来上がってみたら違う動物になってました。
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もっと丸顔にしなきゃいけなかったな~とか
耳を付ける向きが違ったかもな~とか 反省点はいろいろありますが
それでも不出来なところも含めて愛おしく、何度も眺めています。

型紙は、よくあるテディベアの型紙を少しいじって作りました。
肩と足、首にはプラスチックジョイントを使い
腕と足には針金を入れて 手先足先の表情が出るようにしました。
目は市販のプラスチック製です。

相棒の「ちびアヒル」はダイソーで買った羊毛フェルトで作りました。
羊毛フェルトは初心者なので本当に簡単な作り方で
ただグサグサと形作っただけの物です。

生地は『京都まるくま』さんのオンラインで購入しました。
「ロングパイルEXミニ」というナイロン製の布で毛足は3mmです。
薄くてしっかりした布でしたが、切れ端から毛が飛び散ることが厄介でした。
私の場合、毛の飛び散りを防ぐために 切り口に「ほつれ止め」の液を使って
縫い進めてみましたが それでも多少周囲に毛が飛んでいました。

見た目てきには、ナイロン生地の光沢が本物の黒猫の光沢っぽい感じがして
今回はこの布で良かったと思っています。
ただ もしもモヘアとか動物由来の生地で作っていたら どんな手触りだったのか、
もしかしたら手に乗せたときの存在感がまた違ったものになっていたのではないかと
思ったりもしました。
ですがそんな高価な布を使うのは今すぐには勿体ないこともわかっています。
今回、本当は瞼を表現したかったのに 知識と技術不足で出来ませんでした。
高価な布で作るのはそれができるようになってからです。
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10年以上前にたまたま作った革靴がピッタリでした。
靴を履けば足元がしっかりするので自立しやすいようです。

先日 河津桜を撮った日のあと、雨や強風の日が続いていました。
満開の一番いい時が撮れなかったことに とてもがっかりしていたのですが、
今日見に行ってみたら 木によってはまだ花が残っていました!
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「さあ今年最後の河津桜を撮ろう!」と思いつつ
気付けばメジロばかりを追っていたという・・・
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でも穏やかな陽射しの下 
知らない人同士「きれいねぇ」「(鳥が)かわいいねぇ」と言葉を交わしながら
春らしさを感じることができて良かったです。

おまけのヒヨドリ。
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河津桜、またまただけど
「撮りたいだけ撮ろう」と
今年はそんな気持ちで。

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